警備員が休むときの連絡方法と無断欠勤したときに起こること

目次

はじめに

世の中の仕事は、出勤が決められている日は必ず出勤しないといけません。健康上の問題や通勤途中の交通事故など、やむを得ない理由が無い限り、出勤しないといけません。

しかし、どうしても欠勤しないといけない場合もあります。そういった時は事前に会社に報告をして欠勤します。

それは警備員の仕事でも同じことがいえます。本日は警備員の仕事で欠勤する時はどうするか、欠勤の報告をしないで欠勤してしまった場合どのようになるかについてお伝えいたします。

警備員が欠勤したいときはどうする

仕事はシフトがあるため、どうしても出勤しないといけません。それは警備員に限らず世の中のほとんどの仕事がそうではないでしょうか。

シフトはあらかじめ決められており、出勤日と休日に分けられています。出勤日は出勤するのが当然なので、休んでしまうと同僚に迷惑をかけてしまいます。

警備員の仕事は人員配置が決められているので、一人が欠勤すると誰か他の警備員が出勤して代わりに警備の仕事を行わないといけないため、本来休日であった他の警備員が急遽出勤しないといけません。

そのため、欠勤は他の警備員にとても迷惑をかけてしまいます。

しかし、どうしても欠勤しないといけない時もあります。体調不良、出勤時の交通事故、親族の不幸など、欠勤しないといけない理由は様々です。

やむを得ず欠勤する場合は必ず仕事の関係者に連絡を入れてから欠勤しましょう。連絡をせずに欠勤してしまうと、関係者はどうして出勤してこないのかわからず、大変な迷惑をこうむってしまいます。

仕事を欠勤しないといけないとわかった場合はその時点で、報告する必要があります。報告先は、会社や職場のルールによって異なります。

基本的には、会社の上司や先輩、同僚に欠勤の報告をします。また、交代制の警備業務の場合は、所属している会社だけでなく、現場の警備員にも報告をしましょう。

欠勤の連絡を行わないと、いつまでたっても交代の警備員が来るのを待っていることになってしまいます。交代制の警備業務の場合は交代の警備員が来るまでは持ち場を離れるわけにはいきません。

そのため、欠勤がわかった時点で会社だけでなく現場の警備員にも欠勤を伝えましょう。会社や職場、業務内容によっては、現場への報告をする必要がない場合もあります。

上長や管制に連絡する

警備の仕事は、現場で警備員を束ねて仕事の指揮をとっている上長や、現場ではなく営業所や事務所から各現場の点呼管理や業務調整を行っている管制がいるため、円滑に運営が行われています。

やむを得ず欠勤する場合は、上長や管制に報告をしないといけません。報告をせずに欠勤した場合、上長や管制はなぜ欠勤なのか理由がわからず、次の対応を行う際に非常に困ってしまいます。

欠勤の報告がないと、上長や管制は交通事故やなんらかの事件に巻き込まれてしまった等と考え、警察に通報するということも考えなくてはなりません。

欠勤の報告があれば上長や管制は欠勤した警備員の代わりとなる警備員を現場に出勤させるだけですみます。

とはいえ、休日の警備員に連絡をして急遽出勤の依頼をするというのもかなりの負担です。本来であればその時間を他の業務に充てることができたはずが、欠勤者の穴を埋めるために休日や非番日の警備員に連絡をとり、出勤を依頼しないといけないのです。

ですので、急な欠勤をすると上長や管制、代わりに出勤した警備員に大変な迷惑をかけてしまいます。

代わりに出勤した警備員は、もしかしたらその日に他に用事があったかもしれません。その用事を断って出勤しているため、欠勤した警備員のことを良くは思わないでしょう。

上長や管制に連絡をせずに欠勤してしまうことを無断欠勤といいます。無断欠勤は同僚に大変迷惑をかけてしまうので、絶対にやってはいけない行為です。

やむを得ず欠勤する場合は、必ず欠勤するということを上長や管制に報告しましょう。

無断欠勤はダメ!その理由は

無断欠勤は絶対にしてはいけません。報告しての欠勤であれば上長や管制は代わりの警備員の出勤手配だけですみますが、無断欠勤となると他にもやらないといけないことが増えてしまいます。

それは、無断欠勤した警備員の安全確認です。欠勤した職員の安否を確かめる必要が出てしまいます。

報告をした上での欠勤であれば上長や管制は、体調不良や怪我、交通事故などに巻き込まれてしまったことは事実ですが、本人が無事であるということを把握できます。

しかし、報告をせずに欠勤してしまった場合は、本人の身がどうなっているか上長や管制が全く把握できないため行わないといけないことが増えてしまいます。

報告があった場合の欠勤であれば代わりの警備員を出勤するよう手配するだけですみますが、欠勤の報告がない場合は欠勤した警備員の安否を確認するために、警察への通報や、欠勤した警備員の自宅まで安否確認に行かないといけません。そのため、よけいな仕事が増えてしまいます。

また、代わりの警備員を出勤させることができなかった場合は、現場で勤務していた警備員に引き続き勤務してもらう必要も出てきます。

代わりの警備員がいなければ、現場を守ることができません。交代を必死で警備していた警備員にさらなる長時間労働を課すことになり、現場の警備員は退勤できなくなってしまいます。

こういった理由から、無断欠勤は同僚にとても迷惑をかけてしまいます。絶対に無断欠勤は行ってはいけません。

無断欠勤した場合に起こること

無断欠勤した場合、上長や管制、現場の警備員が大変な目にあうのはもちろんですが、何より無断欠勤した本人が一番大変な目にあってしまいます。

無断欠勤をしてしまったことにより会社での評価はとても下がってしまいます。大変な迷惑をかけてしまうため、無断欠勤は絶対にやってはいけない行為なのです。

その無断欠勤をする人間であるという評価を職場の人はすることになります。

最低限の責任感がある人間であれば、無断欠勤をすると周りがどのような迷惑をこうむるか想像がつくはずです。そのため、無断欠勤は絶対にしてはならない行為であるという認識があり、必ず欠勤することを報告します。

無断欠勤の重大さがわからないということは責任感がない人間であると自ら証明しているようなものです。そのため、責任感がない人間という評価をされてしまいます。

最悪の場合、無断欠勤をしたことにより余計な業務が発生したということで、損害賠償請求をされるということも可能性としてはありえます。

また、警備会社に所属をしていて、警備の仕事依頼があった現場に出勤しなかった場合は警備の仕事を依頼してきた依頼主からにとっては、無断欠勤をするような警備員を派遣してきたという認識になります。

そのため、警備会社全体の信用に関わる問題です。無断欠勤により、依頼主から契約を打ち切られてしまうということもありえます。そういった場合は所属する警備会社の信頼を傷つけたといえます。

無断欠勤は絶対におこさないようにするべきです。

まとめ

いかがでしたか。いかなる理由があれど、無断欠勤は絶対にしてはいけません。

欠勤は上長、管制、同僚の警備員に迷惑をかけてしまうため、欠勤の報告は勇気が必要ですが、報告をしないとさらに迷惑をかけてしまいます。

また、所属する警備会社の信用を傷つけてしまう行為でもあり、最悪の場合、損害賠償請求を受けるということも考えられます。

周りにかける迷惑を最低限にするために、必ず欠勤の報告をしましょう。

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