体が資本!警備員の体調と健康管理について

雨の中何時間も立ちっぱなしで警備をしている警備員を見たりすると「風邪をひいてしまいそうだ」と感じたことのあるかたは多いと思います。

実際に警備の業務は体調不良を起こしやすい過酷な環境が多いのは事実です。ですが一方で警備員にとって体調不良は死活問題にもつながるため簡単に風邪をひいてはいられません。

世の警備員はみんなどのように体調管理に向き合っているのでしょうか?今回の記事の最後には体調管理のポイントを3つ紹介しています。ぜひ最後まで読んでいってください。

目次

体が資本!警備員の体調と健康管理について

警備員の仕事は気を抜くと体調を崩しやすい環境であるといえます。シフト制が多く夜勤などもあることから睡眠不足や過労で免疫力が落ちやすいです。そのような状態に屋外で雨風にさらされながらの長時間の警備などで風邪をひいてしまうことが考えられます

体が資本の職業で警備では常に歩き回ったりたちっぱなしだったりすることが多いです。風邪をひいてしまうと一気に勤務時間が辛く感じてしまいます。

熱を出してシフトに穴を開けてしまうことはできることなら避けたいです。体調の悪い状態では警備中にアクシデントが発生した場合の対処にも悪影響が出てしまいます。

警備員たるもの体調管理は常に怠らず、健康を維持していきたいところです。

今回の記事では
・警備員が体調を崩す主な原因はなにか?
・なぜ警備員にとって体調管理が重要なのか?
・健康管理のポイント
これらについて解説していきます。

この記事を読んで、しっかりと体調管理に努めて日々の業務をこなしていってください。

警備員が体調を崩す原因

屋外警備で特に気をつけたいのは天候です。警備は基本的には天候によらず常に行うのが基本です。

雨がひどい日などは雨ガッパを着用しての警備にはなりますが、実際に雨の中長時間たっていると体の温度が時間を追う毎に下がっていくのを感じると思います。体温が下がっている状態は免疫力が落ちているため風邪をひきやすいです。

炎天下の中での警備も熱中症に注意が必要です。警備員がずっと日陰の中にいるわけにもいかないので日光を浴びることになります。

夏はアスファルトの照り返しなどもあるため体温はどんどんと上昇していきます。熱中症はひどい時だと後遺症をもたらすケースもあるため、しっかりと対策をとって避けたい症状です。

睡眠不足も体調を崩す原因の一つです。シフトの組み方は会社によっても異なりますが、夜勤がつづいてしまったり夜勤明けにすぐ日勤が入ったりとそのときの人手の状況などによってもシフトが変わります。

このときに十分な睡眠が慢性的に取れない状態が続いてしまうと要注意です。睡眠不足は健康維持にとっては大敵です。なるべくしっかりと睡眠を取り規則正しい生活を心がける必要があります。

また、警備という職業の性質上「過労」も体調を崩す原因の一つです。警備員の仕事はどうしても立ち仕事が多くなります。勤務時間中のほとんどを立っているため座って休息をとることが出来ません。

悪天候でも働かなければいけない状況やシフトによる睡眠不足の状況などと合わさって、立ちっぱなしの職場環境であるがゆえに体調を崩しやすい仕事であると言えます。

警備の施設にはたくさんの人が出入りするため人との接触も多いです。その人たちから何らかのウイルスをもらってしまう可能性も大きいと思います。

そのときに自分の免疫力が高ければ風邪をひかずに済むのですが、過労、睡眠不足、天候などの状況が絡んで免疫力が落ちていると体調不良に繋がってしまいます。

警備員の体調管理が重要な理由

警備員が体調管理が重要な理由は大きく3つあります。
・警備業の大変さ
・シフトが抜ける
・収入面への影響

警備員はとにかく体力勝負の仕事です。そしてシフト制であり労働時間がそのまま給与に反映されることが多いです。このような職業では体が資本です。ここからも体調管理が重要であることが分かるかと思います。

3つの要因についてもう少し深掘りしてみましょう。

警備業の大変さ

まず一つ目に挙げられるのが「警備業の大変さ」です。警備の仕事はとにかく体力勝負です。夏は炎天下、梅雨時は雨に打たれながら、冬は凍えるような寒さの中で立ちっぱなしで長時間警備する必要があります。

ただ立っていれば良いだけなんてことはなく、動き回って警備をしたり時には非常事態の迅速な対応も求められたりします。

そんな中で体調不良で動きの悪い警備員が混ざってしまうと周りの警備員にも迷惑がかかります。非常事態のときには人命に関わる致命的なミスにつながってしまう可能性すらもあります。

体調不良の状態で務まる仕事ではありません。とにかく体力が重要ですので、体調管理は警備員にとって重要であることが分かります。安全な警備こそ健康から生まれるものです。

シフトが抜ける

そして2つ目に挙げられるのが「シフトが抜ける」です。警備業はシフト制であることが多いですが、自身が体調不良になってしまい仕事に出られないとなった場合にはシフトが抜けてしまいます。その場合は誰か別の休みを取っている人に代わりに出てもらわなければなりません。

体調不良が1日で収まればまだいいですが、2日3日と長引いた場合はさらに周りの警備員に迷惑をかけることになります。特に夜勤のシフトなどは穴埋めがとても大変です。夜勤のシフトは体調不良で行うにはかなり辛い業務であるため休まざるをえないことが多いと思います。

ですが、急遽夜中の勤務にかり出されることになる人には相当な迷惑をかけることとなり、その人自身の不満にもつながってしまいます。

シフト制はお互い助け合いの精神で、休日に代わりに出勤すること自体は悪いことではありません。ただし、大前提として「お互いが体調に常に気をつけて休まないように努めていること」が重要です。しょっちゅう体調を崩して休んでばかりいると職場内での自分の居場所も無くなってしまいます。

収入面への影響

最後に3つ目が「収入面への影響」です。警備員は一部を除いて給与体系は時給制や日給制であることが多いです。そのため休みは給与の減少に直接つながってしまいます。

一日仕事を休むことが給料の減額と自分の信頼の低下に繋がります。いかに体調不良での休みは避けたほうが良いかが分かるかと思います。

ただし、体調不良を押してでも出勤しろと促しているわけではありません。体調不良の状態で出勤しても体力のいる警備業務はなかなかこなせませんし緊急時の判断なども鈍ると思います。また一緒に働く警備員へ感染し二次被害を生んでしまう可能性もあります。

体調不良になってしまったのであればまず仕事を休むべきです。そうならないように日々の体調管理に気をつける必要があります。

健康管理のポイント

まずは休息をしっかりとることが重要です。繰り返しになりますが睡眠不足は健康の敵です。とはいえ警備という業務上夜勤もあるためどうしても睡眠は不規則になってしまいます。

そんな中でもしっかりと休息をとるように心がける必要があります。夜勤明けでそのまま遊びに行くことなども若い内は良いですが確実に体には負担になります。寝ずに夜勤に向かうのも同様に負担がかかります。

まずこのような状態になるのを極力さけるというのが第一に重要です。また夜勤の後に眠るときなどは日中に眠ることになりますが、日光が当たっている中の睡眠よりは遮断して睡眠をとったほうが深く眠れます。

睡眠の質を上げることで睡眠時間の確保ができないときでも睡眠不足になることを避けることができるため、細かいことに気をつけながら睡眠の質を上げていくのもひとつの手です。

また食事も気をつけるポイントの一つです。
カップラーメンばかり毎日食べているようでは栄養が偏ってしまいます。主食、主菜、副菜とバランス良く食べることが健康につながります。カロリーの高い肉系ばかり食べているようなのもあまりよくありません。

どのような食事がバランスの良い食事といえるのか難しいところではありますが、農林水産省から「食事バランスガイド」というのも出ています。バランスの良い食事が絵で見て分かる視覚的にも受け入れやすいガイドです。

このようなものを活用しながら日々の食生活を少しずつ見直すことで将来的に健康な体を築きあげていくことが出来ます。

そして重要なのが「湯船にしっかりとつかる」ことです。体を芯から温めることで免疫力を高めることができます。また血行も良くなり代謝が良くなります。

湯船につかりながらしっかりと深呼吸するのも重要です。これをすることで浴室に充満した湯気を肺まで送り込むことができます。ウイルスは湿度に弱いため、気管に入り込んだウイルスを排出する効果があります。

ポイントは全部で3つありました。
・休息をしっかりとる
・バランスの良い食事をとる
・湯船にしっかりつかる
どのポイントも明日から実践できるものばかりです。警備員として長く働いていくという覚悟があるのであれば、日々の健康にしっかりと気を使っていきたいところです。

まとめ

今回の記事では警備員の体調と健康管理についてまとめてみました。

警備員はその仕事の性質上体調を崩しやすい環境にあります。無茶なシフトが続くことによる過労や睡眠不足から免疫力低下につながり、雨天での警備などでさらに体にダメージを受けやすいです。

人混みの中での警備ではウイルスをもらいやすく免疫力低下したところにもらったら体調を崩してしまいます。

体が資本の警備員にとって体調不良は死活問題です。シフトに穴をあけることになってしまい、自身の信頼も失いますし給与も場合によっては減ってしまいます。

警備員は特に体調管理に気をつけなければいけない職業です。
体調を崩さないポイントはすぐに活用できるものばかりです。
・休息をしっかりとる
・バランスの良い食事をとる
・湯船にしっかりつかる

体調を整えて万全の状態で警備を行えるよう日々の生活面から見直していきましょう。

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