警備員のアルバイトの採用面接、どんな服装をしていけばいいの?

はじめに

警備員のアルバイトの採用面接は、スーツで行くべきなのか、私服で行ってもいいのか迷うところです。求人情報に「面接は私服でOK」と書かれていても、なんでも良いわけではありません。服装だけでなく、面接での注意点も解説しています。ぜひ参考にしてみてください。

警備員の採用面接での服装は?

警備員の採用面接での服装は、アルバイトだからといって、なんでも良いわけではありません。清潔感のある服装であれば問題ないとされていますが、基本はスーツをおすすめします。

特に施設警備がある警備会社は、スーツを選んだほうが間違いありません。施設警備は、現場によってスーツでの出勤を要求されるところもあります。ビジネス街にあるような中堅以上の大きな会社であれば、スーツで行きましょう。

交通誘導・雑踏警備専門の小さな警備会社であれば、清潔感のある服装であれば私服でもかまわないですが、迷うならスーツを選びましょう。会社の雰囲気によっては珍しいと思われるかもしれませんが、スーツで行って失礼になることはありません。

警備員は、身だしなみを整えることが非常に重要です。警備員の制服がヨレヨレで、制帽がボロボロのだらしない格好だったら、どう思われるでしょうか。人に不快感や嫌悪感を与えるだけでなく、警備員として大切な信頼感が失われます。

警備業務は、お客様や不特定多数の人と接する仕事なので、接客業やサービス業に近いものがあります。警備員の制服を見れば、どこの警備会社かもすぐわかります。そのため、警備会社では、身だしなみに厳しいルールを設けているところが多いです。

警備会社によっては、髪型・髪色自由、ヒゲも可、アクセサリーやネイルまでOKとしている会社もあります。しかし、求人情報に特になにも書かれていなければ、身だしなみのルールは厳しいと考えて準備したほうが良いでしょう。

スーツとはいっても、派手なスーツはNGです。色は、黒や紺、グレーなどの暗い色で、シンプルで飾り気のないリクルートスーツのようなスタイルが理想です。Yシャツも、柄のない白色が無難です。ネクタイも派手なものは避けましょう。

日ごろスーツを着ない人は、早めにスーツの点検をしておいたほうが安全です。シミ・シワ・汚れ・ほつれ・破れなどがないかチェックして、実際に着てみましょう。体型が変わっているかもしれません。クリーニングのタグや、型崩れ防止のためのしつけ糸なども忘れずに取り外しましょう。

靴は、黒の革靴が無難です。茶色は派手に見られることがあります。ホコリまみれや泥だらけはNGなので、きちんと磨いておきましょう。面接当日が雨の場合、面接の受付前に汚れを簡単に拭けるよう、ティッシュなどを準備しておくと便利です。

細かいところですが、靴下も黒や紺などの濃い色をおすすめします。長さも、くるぶし丈の短いものでなく、ズボンの裾から素肌が見えない長いものが良いです。警備員は、靴下の色が指定されるところもあります。

髪型は、男性なら短髪が望ましいです。もみあげが長いのも注意されることがあります。女性は、ロングヘアなら後ろできれいに束ねると好印象です。髪色は黒が望ましく、茶色でも暗いトーンでないと、厳しいところは注意されます。

ボサボサ頭など、汚らしく見えないようにしましょう。整髪料は適度につけてもかまいませんが、匂いが強いものはNGです。香水も同様です。自分では気にならないものですが、周囲は不快に感じることもあります。

ヒゲは忘れずに剃っていきましょう。無精ヒゲではなく、きれいに手入れされたヒゲでもNGなところが多いです。爪が伸びていたら、きちんと切りましょう。鼻毛が出ていないかも要チェックです。清潔感が第一です。

女性のメイクは、派手すぎないナチュラルメイクが望ましいです。アクセサリーも、ファッション的なアクセサリーは、ネイルも含めて外したほうが無難でしょう。実際の現場でも、安全上の理由から禁止されているところが多いです。

求人情報に「面接は私服でOK」と書かれていても、あまりにも普段着すぎるTシャツにジーンズや短パン、サンダルなどは避けましょう。いわゆるビジネスカジュアルと呼ばれるスタイルが理想です。

清潔感のある襟つきシャツやポロシャツに、ジャケットやチノパンの組み合わせ。白・黒・紺・茶・グレーなどを基調とした、派手な色や柄のないシンプルなものをおすすめします。サイズもダボダボした大きいものでなく、体型にあったものを選びましょう。

私服でOKだからといって、プライベートとは違います。面接に関係のない買い物袋などは、持ち込んではいけません。

採用面接での注意点は?

面接に遅刻は厳禁です。時間に余裕を持って、会社付近に到着しておきましょう。ただし、面接の受付は、5~10分前が良いです。早すぎると、面接の準備が整っておらず、都合が悪い場合があります。

警備員は、時間を守るのが当たり前です。現場に警備員が来ていないことで、作業がすすめられない場合、お客様に迷惑をかけることになります。どうしても遅刻してしまう場合は、遅刻することがわかった時点で、即連絡をしましょう。

面接の受付にすすむ前に、携帯電話の電源は切ります。夏場で上着を脱いでいたなら着用して、冬場でコートを着ていたなら脱ぎます。靴が汚れていたら、ティッシュなどで簡単に拭きましょう。

第一印象が重要です。相手の顔を見ながら、しっかりと名前を名乗って、笑顔で元気良く挨拶をしましょう。部屋に入るときは「失礼します」。面接前は「よろしくお願いします」。面接後は「ありがとうございました」。言葉遣いは丁寧にします。

椅子には、着席をうながされてから座ります。背もたれを使ってはいけません。姿勢をしっかり正して、面接に臨みましょう。警備業界は人手不足なので、面接は、落とすための厳しいものではなく、比較的フレンドリーなものが多いです。しかし、だらしない態度では受かりません。

面接での受け答えは、元気にテキパキとしましょう。警備員になったら、お客様や不特定多数の人を相手に仕事をしていきます。会社の顔として、現場に出しても大丈夫と思われることがポイントです。

テキパキとはいえ、早口で話すのではなく、適度なスピードで、ハッキリとわかりやすく話すことを心がけましょう。警備員は、さまざまな人に対して、物事をわかりやすく伝えることが要求されます。

落ち着いた所作も大切です。カバンを乱雑に置いたり、履歴書をぶっきらぼうに出したりしてはいけません。警備員は、どんなときでも落ち着いた対応をする必要があります。がさつなふるまいは、クレームのもとになるので印象が悪いです。

面接で話がすすんで趣味の話になった場合、ギャンブルや夜遊びの話はやめておきましょう。法律上、破産手続き中の者や反社会的勢力関係者は、警備員になれません。ギャンブルや夜遊びをする人が、破産や反社会的勢力に結びつくわけではありませんが、好印象をもたれることは少ないです。

お酒臭かったり、挙動不審だったりはアウトです。法律上、アルコールや薬物の中毒者、または心身に障害のある者は、警備員になれません。その疑いをもたれてしまうので、非常に悪印象になります。

まとめ

警備員は、身だしなみが非常に重要です。面接の服装は、アルバイトとはいえスーツをおすすめします。特に施設警備や中堅以上の大きな警備会社であれば、スーツで行きましょう。

求人情報で「面接は私服でOK」と書かれていても、あまりにも普段着すぎるTシャツにジーンズなどはNGです。清潔感のあるビジネスカジュアルと呼ばれるスタイルが理想です。

警備員になると、会社の顔として、お客様や不特定多数の人を相手に仕事をします。面接では、現場に出しても大丈夫な人かどうかを判断されます。言葉遣いは丁寧に、元気にテキパキと受け答えをしましょう。

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